フォーラム富山 「創薬」 第11回研究会 |
日時 : 平成15年9月11日(木) 14時00分〜18時30分 | |
会場 : 名鉄トヤマホテル 4階 |
富山医科薬科大学では,9月11日(木)にフォーラム富山「創薬」を開催した。
このフォーラムは,産官学の研究を紹介し,情報交換や交流の促進を図っているものであり,今回の研究会では「プロテオミクスと創薬」をテーマに,大学や製薬会社の研究者,医療関係者,県関係者など約150名が参加して活発な討論が行われた。
研究会では,本学薬学部河野教授をコーディネーターに,まず河野教授が「タンパク3000計画と創薬」,薬学部畑中教授が「薬物で射止める作用タンパク質−光アフィニティーによる化学的プロテオミクス−」と題してタンパク質の構造,役割について研究成果を説明した。また医学部岸助教授が「細胞チップを用いた抗体医薬の開発」と題して,より安全で確実な抗体療法の確立について発表した。そのほか,国立循環器病センター研究所の南野薬理部部長と厚生労働省医政局研究開発振興課の佐野先端技術専門官による特別講演が行われた。最後に「産官学から見た富山の創薬の未来」と題してパネルディスカッションがあり,佐野喜彦厚生労働省医政局研究開発振興課先端技術専門官,森政雄リードケミカル社長,勝山巌生物技術研究所社長,小林正富山医薬大教授がパネリストとなって,活発な意見交換が行われた。
次回研究会は平成15年2月6日(木)名鉄トヤマホテルで行われる予定。
−プログラム− | |
フォーラム富山「創薬」 | |
第 11 回 研 究 会 日時 平成15年9月11日(木) 14時00分〜18時30分 場所 名鉄トヤマホテル 薫風(4階)(富山市桜橋通り2−28) |
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テーマ『プロテオミクスと創薬』 (※各講演の概略は,講演名をクリックしてください) コーディネーター:河野敬一(富山医科薬科大学薬学部構造生物学教授) |
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「タンパク3000計画と創薬」(14:00〜14:30) 河野 敬一 (富山医科薬科大学薬学部・構造生物学 教授) |
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「薬物で射止める作用タンパク質−光アフィニティーによる化学的プロテオミクス−」 (14:30〜15:00) 畑中 保丸 (富山医科薬科大学薬学部・生体認識化学 教授) |
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「細胞チップを用いた抗体医薬の開発」(15:00〜15:20) 岸 裕幸 (富山医科薬科大学医学部・免疫学 助教授) |
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特別講演 「ペプチドーム:生体内ペプチドファクトデータベースの構築と創薬への応用」 (15:20〜16:20) 南野 直人 (国立循環器病センター研究所・薬理部部長) |
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−−−−−−−−休 憩(16:20〜16:30)−−−−−−−− |
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特別講演 「医薬品研究開発の動向及び今後の取り組みについて」(16:30〜17:15) 佐野 喜彦 (厚生労働省医政局研究開発振興課・先端技術専門官) |
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お問合せ先 フォーラム富山「創薬」事務局 富山医科薬科大学 業務部研究協力課内 TEL:076(434)7142 FAX:076(434)4656 E-mail:kenkyo@ms.toyama-mpu.ac.jp |
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