フォーラム富山     「創薬」
第12回研究会

日時 : 平成16年2月5日(木)
      15時00分〜18時30分
会場 : 名鉄トヤマホテル 3階

 富山医科薬科大学では,2月5日(木)にフォーラム富山「創薬」を開催した。

 このフォーラムは,産官学の研究を紹介し,情報交換や交流の促進を図っているものであり,今回の研究会では「Gender Specific Medicine」をテーマに,大学や製薬会社の研究者,医療関係者,県関係者など約90名が参加して活発な討論が行われた。

 研究会は,本学医学部産科婦人科学の斎藤教授,同泌尿器科学の布施教授を座長に進められた。まず和漢薬研究所の柴原教授が女性に配慮した漢方方剤を記した古典を紹介しつつ「漢方医学における男女差」について講演,医学部日高講師が「更年期障害におけるホルモン補充療法と漢方療法」と題して女性更年期における諸症状への効果を説明した。このほか、男性高齢者の前立腺肥大症に伴う排尿障害についての報告、女性ホルモンに関連した片頭痛やクラミジア、バイアグラの開発などについての発表があった。最後に,山形大学医学部産科婦人科学の倉智教授による特別講演が行われた。
 次回研究会は平成16年5月20日(木)名鉄トヤマホテルで行われる予定。


−プログラム
フォーラム富山「創薬」
第 12 回 研 究 会
日時  平成16年2月5日(木)     15時00分〜18時30分
場所  名鉄トヤマホテル 薫風(3階)(富山市桜橋通り2−28)
テーマ『Gender Specific Medicine』  (※各講演の概略は,講演名をクリックしてください)
       コーディネーター:斉藤 滋(富山医科薬科大学 医学部産科婦人科学教授)
     「漢方医学における男女差」
            柴原 直利  (富山医科薬科大学 和漢薬研究所漢方診断学部門 教授)

     「更年期障害におけるホルモン補充療法と漢方療法」 
            日高 隆雄  (富山医科薬科大学 医学部産科婦人科学 講師)
     「片頭痛とトリプタン治療ー女性疾患としての見地からー」
             壇上 卓馬  (グラクソ・スミスクライン株式会社・中枢神経領域部学術情報課)
     「クラミジアに関する最近の話題」
              高畑 正裕  (富山化学工業株式会社・総合研究所第三研究部主幹研究員)
     「EDとバイアグラ臨床開発及びPDE5阻害薬の今後の展望」
              鈴木 実  (ファイザー株式会社・開発薬事統括部クリニカル・サブミッション部部長)
     「高齢者の排尿障害ー前立腺肥大症を中心に」
              古谷 雄三  (富山医科薬科大学 医学部泌尿器科学 助教授)
−−−−−−−−休  憩(17:00〜17:10)−−−−−−−−
特別講演 「ホルモン補充療法の将来展望」 
             倉智 博久  (山形大学 医学部産科婦人科学 教授)


 お問合せ先
  フォーラム富山「創薬」事務局
    富山医科薬科大学 業務部研究協力課内
    TEL:076(434)7142
    FAX:076(434)4656
    E-mail:kenkyo@ms.toyama-mpu.ac.jp

第9回研究会の模様
第10回研究会の模様
第11回研究会の模様
産学官連携のページへ
新着の履歴のページへ