フォーラム富山「創薬」第17回研究会

日時:平成17年9月29日(木)
14:00〜18:30
場所:名鉄トヤマホテル「瑞雲」

9月29日(木)にフォーラム富山「創薬」第17回研究会が開催され,大学や製薬会社の研究者,医療関係者,県関係者など約160名が参加した。
今回の研究では,「脂質ホメオスタシスと創薬−リポネットワークからのアプローチ−」をテーマに,京都大学植田教授ほか4名の研究者から講演が行われた。その後3大学統合前ということもあり「富山県3大学統合と創薬研究」のタイトルでパネルディスカッションがあり,阿部武夫富山化学工業株式会社取締役専務執行役,本学の村口理事,小林附属病院長,倉石薬学部長,平井富山大学理学部長がパネリストとなり,活発な意見交換が行われた。また,新大学の統合のメリットを高めるために,杉谷の医薬系キャンパスが主体となって,他学部を組み込み新しいフォーラム富山「創薬」の発展に寄与するように,励ましの発言を,富山県,薬業界のかたからいただいた。
 次回研究会は平成18年2月7日(火)名鉄トヤマホテルで行われる予定。


−プログラム−

各講演要旨についてはタイトルをクリックしてください(PDFファイル)

第17回研究会

日時 : 平成17年9月29日(木) 14時00分〜18時30分
場所 : 名鉄トヤマホテル「瑞雲」(富山市桜橋通り2−28)

テーマ 「脂質ホメオスタシスと創薬−リポネットワークからのアプローチ−

コーディネーター:今中 常雄 (富山医科薬科大学 薬学部分子細胞機能学 教授)

講  演
植田 和光 (京都大学大学院 農学研究科応用生命科学専攻 教授)
「ABCトランスポーターを介した薬剤輸送と脂質輸送」
佐藤 隆一郎 (東京大学大学院 農学生命科学研究科応用生命化学専攻 教授)
「SREBP、核内受容体を介した脂質ホメオスタシス」
岡本 浩史 (日本たばこ産業医薬総合研究所 主任研究員)
「CETPをターゲットにした創薬研究」
守田 雅志 (富山医科薬科大学 薬学部分子細胞機能学 助手)
「ペルオキシソームを介した脂質代謝制御 −副腎白質ジストロフィー治療薬開発の基礎研究−」
浦風 雅春 (富山医科薬科大学 医学部第一内科 講師)
「炎症性サイトカインIL-8から観た糖尿病・動脈硬化」
パネルディスカッション
「富山県3大学統合と創薬研究」

司   会 : 今中 常雄 富山医科薬科大学 教授
        細谷 健一 富山医科薬科大学 教授

パネラー : 阿部 武夫 富山化学工業株式会社 取締役専務執行役
      村口  篤  (富山医科薬科大学 理事)
      小林  正  富山医科薬科大学 附属病院長(新富山大学 理事)
      倉石  泰  富山医科薬科大学 薬学部長(新富山大学 理事)
      平井 美朗 富山大学 理学部長

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