フォーラム富山 「創薬」 第9回研究会 |
日時 : 平成15年1月23日(木) 15時00分〜18時20分
会場 : 名鉄トヤマホテル 3階
富山医科薬科大学では,1月23日(木)フォーラム富山「創薬」第9回研究会を開催した。
このフォーラムは,産官学での研究を紹介し,情報交換や交流の促進を図っているものであり,今回の研究会は「アレルギー性疾患と創薬」をテーマに,大学や製薬会社の研究者,医療関係者,県関係者など約120名が参加して活発な研究紹介が行なわれた。
研究会は,本学医学部諸橋教授による「アトピー性皮膚炎の病態と治療−その現状と問題点−」の講演に始まり,薬学部倉石教授の「皮膚アレルギー性炎症と痒み」など,皮膚,気道さらに花粉症などのアレルギー性疾患の現状や研究と治療の最前線が紹介された。また企業によるアレルギー試験の簡易的方法の紹介も行われ,多岐にわたり大変有意義であった。最後に小杉町に事業本部等を持つ救急薬品工業の稲田社長から会社紹介があり,新薬開発への取り組みなどについて活発な質疑応答が行われた。
次回の第10回研究会は平成15年5月29日(木)14時30分〜 名鉄トヤマホテルで行われる。
第 9 回 研 究 会
日時 平成15年1月23日(木) 15時00分〜18時20分
場所 名鉄トヤマホテル 薫風(3階)(富山市桜橋通り2−28)
講演 テーマ『アレルギー性疾患と創薬』 (※各講演の概略は題名をクリックしてください)
「アトピー性皮膚炎の病態と治療−その現状と問題点−」(15:00〜15:30)
諸橋 正昭 (富山医科薬科大学医学部・皮膚科学 教授)
「皮膚アレルギー性炎症と痒み」(15:30〜16:00)
倉石 泰 (富山医科薬科大学薬学部・薬品作用学 教授)
特別発言「皮膚アレルギー性炎症と神経系因子」(16:00〜16:10)
豊田 雅彦 (富山医科薬科大学医学部・皮膚科学 助手)
特別発言「アレルギー試験の簡易法の開発」(16:10〜16:20)
横井 秀輔 (ライフケア技研株式会社 社長)
質疑応答(16:20〜16:30)
−−−−−−−−休 憩(16:30〜16:40)−−−−−−−−
「気道アレルギー:喘息の病態及び治療の最前線」(16:40〜17:10)
足立 雄一 (富山医科薬科大学医学部・小児科 講師)
「花粉症の病態と治療の問題点」(17:10〜17:40)
中川 肇 (富山医科薬科大学附属病院・医療情報部 助教授)
質疑応答(17:40〜17:50)
会社紹介
「救急薬品工業株式会社紹介−新規剤型としての創薬−」(17:50〜18:20)
稲田 裕彦 (救急薬品工業株式会社 代表取締役社長)
お問合せ先 フォーラム富山「創薬」事務局 富山医科薬科大学 業務部研究協力課内 TEL:076(434)7142 FAX:076(434)4656 E-mail:kenkyo@ms.toyama-mpu.ac.jp |