日時:令和元年5月27日(月)14:30~18:15
場所:ホテルグランテラス富山「瑞雲の間」
齋藤滋 富山大学長
フォーラム富山「創薬」会長
市村仁志 富山県厚生部長
フォーラム富山「創薬」副会長
小野賢二郎 昭和大学教授
第49回研究会特別講演講師

第49回フォーラム富山「創薬」が令和元年5月27日(月)に開催され、大学や製薬会社の研究者、医療関係者、富山県関係者など93名が参加した。コーディネーターは富山大学大学院医学薬学研究部教授の水口峰之が務めた。

今回の研究会は「創薬を目指したタンパク質科学の最前線」をテーマとして企画された。開会にあたって、今年度からフォーラム富山「創薬」会長に就任した齋藤 滋富山大学長より、当フォーラムへの期待と展望についてお話いただいた。続いて来賓の挨拶として、市村仁志富山県厚生部長からフォーラム富山「創薬」顧問の石井隆一富山県知事からのコメントの代読と富山県関係機関との連携促進についてお話いただいた。

一般講演として、横山武司助教、友廣岳則教授、森田洋行教授、小澤龍彦助教、黒澤信幸教授の5名の講師により、多様な研究分野から創薬とタンパク質科学に関する最前線での取り組みについて講演が行われ、フロアの聴講者との間で活発な質疑応答が行われた。

特別講演では、昭和大学医学部より小野賢二郎内科学講座脳神経内科学部門教授をお招きし、「オリゴマ-仮説に基づいたアルツハイマー病への治療アプローチ」と題したご講演をいただいた。講演では、今日の医療課題のひとつとなっているアルツハイマー病の治療について、世界各国の研究者による最新の研究状況、MRIによる脳画像診断、アミロイドβのオリゴマー化と線維形成などを題材として熱心にお話いただいた。

また、富山県厚生部くすり政策課から「医薬品産業の振興に向けた取組み」について説明いただいた。

今回の研究会のアンケートでは、特に学生を含めた若手研究者から「多くの刺激を受けた」との回答があり、タイムリーな話題が好評を博した。

各講演要旨についてはタイトルをクリックしてください(PDFファイル)

テーマ『創薬を目指したタンパク質科学の最前線』
コーディネーター:水口 峰之(富山大学大学院医学薬学研究部(薬学)教授)

一般講演

講師:横山 武司(富山大学大学院医学薬学研究部(薬学)助教) 座長:水口 峰之(富山大学大学院医学薬学研究部(薬学)教授)

講師:友廣 岳則(富山大学大学院医学薬学研究部(薬学)教授) 座長:井上 将彦(富山大学理事・副学長)

講師:森田 洋行(富山大学和漢医薬学総合研究所 教授) 座長:田浦 太志(富山大学大学院医学薬学研究部(薬学)准教授)

講師:小澤 龍彦(富山大学大学院医学薬学研究部(医学)助教) 座長:村口  篤(富山大学大学院医学薬学研究部 特別研究教授)

講師:黒澤 信幸(富山大学大学院理工学研究部(工学)教授) 座長:磯部 正治(富山大学大学院理工学研究部(工学)教授)

特別講演

講師:小野 賢二郎(昭和大学医学部内科学講座脳神経内科学部門 教授) 座長:西条 寿夫(富山大学大学院医学薬学研究部(医学)教授)

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