日時：平成30年5月22日（火）　 14:30～18:20
場所：富山県民会館３０４号室

藤塚　直樹　氏	砂川　正隆　氏	岩崎　克典　氏
	山本　武　氏

平成30年5月22日（火）にフォーラム富山「創薬」第47回研究会が開催され，大学や製薬会社の研究者，医療関係者，県関係者など113名が参加した。

今回の研究会は，『漢方方剤の研究から創薬へ』をテーマに，ツムラ漢方研究所より藤塚　直樹基礎研究グループ長，昭和大学医学部より砂川　正隆教授，
福岡大学薬学部より岩崎　克典教授をお招きし，富山大学より和漢医薬学総合研究所の山本　武助教，今研究会コーディネーターを務める同研究所の柴原直利教授が講演した。

また，富山県よりスイス・バーゼル交流事業にかかる派遣若手研究者の研究発表が行われ，富山大学大学院理工学研究部（工学）の岩永　進太郎特命助教，
富山県立大学工学部医薬品工学科の安田　佳織助教が講演した。

－プログラム－

各講演要旨についてはタイトルをクリックしてください（PDFファイル）

テーマ　『漢方方剤の研究から創薬へ』

コーディネーター：柴原　直利（富山大学和漢医薬学総合研究所　教授）
　　　　　　　　　　　　

一般講演

富山県からの発表

「食物アレルギーの根本的治療の確立を目指した葛根湯を併用した経口免疫療法の検討」
山本　武（富山大学和漢医薬学総合研究所助教）
　　　座長：柴原　直利（富山大学和漢医薬学総合研究所教授）

「六君子湯のグレリンシグナル増強作用を介した治療戦略」

藤塚　直樹（ツムラ漢方研究所漢方研究一部門基礎研究グループ長）
　　　座長：嶋田　豊（富山大学大学院医学薬学研究部教授）

「便秘モデル動物を用いた大建中湯の効果の検討」

砂川　正隆（昭和大学医学部生理学講座生体制御学部門教授）
　　　座長：門脇　真（富山大学和漢医薬学総合研究所教授）

「認知症に用いられる漢方方剤の薬理的エビデンスから作用機序の解明へ」

　岩崎　克典（福岡大学薬学部臨床疾患薬理学教室教授）
　　　　座長：東田　千尋（富山大学和漢医薬学総合研究所教授）

「五苓散の効果発現におけるアクアポリンの関与」
　柴原　直利（富山大学和漢医薬学総合研究所教授）
　　　座長：小泉　桂一（富山大学和漢医薬学総合研究所准教授）

　
～県スイス・バーゼル交流事業にかかる派遣若手研究者の研究発表～
富山県厚生部くすり政策課からバーゼル交流事業の背景紹介

「細胞担持ハイドロゲルユニット（バイオパーツ）の集積による3次元組織モデル　の作製」
　岩永　進太郎（富山大学大学院理工学研究部（工学）特命教授）

「放線菌由来CYP105A1変異体を用いた活性型ビタミンDおよび医薬品代謝物
　の生産」　
　安田　佳織（富山県立大学工学部医薬品工学科助教）　

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