日時:令和5年10月26日(木)14:00~18:10
会場:オークスカナルパークホテル富山(会場とオンラインでの同時開催)
質疑応答時森事業責任者
質疑応答時寺元先生
戸邉先生

 今回は、中條 大輔氏(富山大学附属病院 副病院長、臨床研究管理センター 教授)をコーディネーターとしてお招きし、『アカデミア参画型創薬研究の推進に向けて』を題材として視座を高めた。特別講演では、富山大学附属病院臨床研究管理センターの設立当初から、体制や医師主導治験の実施、富山大学から創薬を目指すミッション・実現のプロジェクトなどで指導に携わっている杉田 修氏(北海道大学病院 臨床研究開発センター 元教授(副センター長))、富山大学附属病院臨床研究管理センターにて現在取り組む分散型臨床試験について、先進的な取り組みを行なう浅野 健人氏(大阪大学 医学部附属病院 未来医療開発部 臨床研究センター副センター長/特任准教授)にそれぞれご講演いただいた。

 また、講演においてはいずれも富山大学より、酒井 秀紀氏(富山大学 副学長 学術研究部薬学・和漢系 薬物生理学 教授)、東田 千尋氏(富山大学 和漢医薬学総合研究所 神経機能学領域 教授)、廣野 恵一氏(富山大学 学術研究部医学系 小児科学 講師)にそれぞれご講演いただいた。

 そして今回は、昨年11月から約1年ぶりに、富山大学大学院博士課程学生支援プロジェクト「SPRING事業」および「フェローシップ事業」採択学生による研究報告がなされた。

 参加者向けに実施したアンケートにおいては、印象に残ったことについて、「治験に持って行く難しさ」「研究シーズから臨床応用までの道筋の大変さを実感した。」「研究実施には出口を考えてプランすることの重要性」「DCT の実例や REDCAP のメリットなどがわかり大変参考となりました。東田先生のご研究も以前に拝聴いたしましたがさらなる進展があり期待しております。ぜひ実用化していただきたいと願っております。」「DCTを通じて医療のDX化の未来を展望するお話が聞けたことです。」「医療用医薬品の開発を普段仕事としておりますので、和漢薬の創薬研究・臨床試験という普段かかわることがない分野について知る機会となりました。」「口腔粘膜吸収製剤臨床試験において、皆様の大変なご苦労があったこと。」「富山大学主導で新薬開発を産学共同で目指していることに感銘した。(卒業生として)」など、様々な感想や意見が寄せられた。

各講演要旨についてはタイトル(緑字)をクリックしてください(PDFファイル)

テーマ『アカデミア参画型創薬研究の推進に向けて』
コーディネーター:中條 大輔 (富山大学附属病院 副病院長、臨床研究管理センター 教授)
中條 大輔先生

特別講演

座長/司会:戸邉 一之(富山大学 学術研究部医学系 内科学(第一)講座 教授、附属病院 臨床研究管理センター長)

戸邉 一之先生

講演者:杉田 修(北海道大学病院 臨床研究開発センター 元教授(副センター長))

※オンラインでご講演

戸邉 一之先生

座長/司会:髙岡 裕(富山大学 学術研究部医学系 教授、先端抗体医薬開発センター 副センター長)

髙岡 裕先生

講演者:浅野 健人(大阪大学 医学部附属病院 未来医療開発部 臨床研究センター副センター長/特任准教授)

浅野 健人先生

講演

座長/司会:
【写真左】中條 大輔(富山大学附属病院 臨床研究管理センター 教授)、
【写真右】佐藤 勉(富山大学附属病院 血液内科 教授)

中條 大輔先生 佐藤 勉先生

講演者:酒井 秀紀(富山大学 副学長 学術研究部薬学・和漢系 薬物生理学 教授)

酒井 秀紀先生

講演者:東田 千尋(富山大学 和漢医薬学総合研究所 神経機能学領域 教授)

東田 千尋先生

講演者:廣野 恵一(富山大学 学術研究部医学系 小児科学 講師)

廣野 恵一先生

研究報告

富山大学大学院博士課程学生支援プロジェクト「SPRING事業」および
「フェローシップ事業」採択学生による発表

富山大学大学院博士課程学生支援プロジェクト

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フォーラム富山「創薬」事務局
(富山大学研究推進部研究振興課内)

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