フォーラム富山「創薬」第63回研究会
会場:タワー111 スカイホール
今回は、仁井見 英樹先生(富山大学 学術研究部医学系(医学部)臨床分子病態検査学講座 教授)をコーディネーターとし、『創薬の未来を拓く 〜生成AI がもたらす変革,エクソソームが切り拓く新領域〜』を題材として意見を交わした。特別講演では、長年にわたりインシリコ創薬を牽引してこられた第一人者である福澤 薫先生(大阪大学大学院薬学研究科 量子生命情報薬学分野 教授)より、これまでの理論的な計算科学に、未知の化合物を無限に提案する生成AIの『創造力』が加わることで、創薬にどのような革新をもたらすのか、その最前線と今後の展望についてお話しいただいた。また、吉岡 祐亮先生(東京医科大学 分子細胞治療研究部門 准教授)は、世界中で最も注目されている創薬ターゲットの一つであるエクソソームの研究はもちろん、エクソソーム製剤の実用化に向けたルール作りにも尽力されており、今回は、基礎研究から臨床応用への橋渡しを担う第一人者の視点から、エクソソーム創薬の現状と未来についてご講演いただいた。
講演の部においては、堀江 貞志先生(富山大学 学術研究部医学系 小児科学講座 病院助教)、高 尚策先生(富山大学 工学部 知能情報工学コース 人工知能研究室 教授)より、それぞれご講演いただいたのち、富山県からのお知らせがあった。
参加者向けに実施したアンケートにおいては、印象に残ったことについて、「研究の様々な分野で生成AI がなくてはならないものになっていることを再認識しました。シンギュラリティに向けものすごいスピードで変化していることを知りました。」「創薬の世界にAIが入りつつあり、急速に技術が進んでいること。AIが開発した技術の特許については、まだ、方針が確定していないこと。」「AIを取り入れたFMO創薬の現状を拝見することができて大変面白かった。学究的切り口からするとユニークなので、さらにここに創薬の懸案となるDrug Likenessを織り込めたら良いと思いました。」「創薬に関するAIの話がメインだったが、創薬以外の研究についても同様にAIを取り入れることでより効率よくできるのではないかと講演を聞いて感じた。」「国内アカデミアのAI 創薬(本学内の様子も)と創薬対象としてのEV(細胞外小胞)研究の最前線を知れてとても良かった。企画された仁井見先生に感謝します。」など、様々な感想や意見が寄せられた。
プログラム
各講演要旨についてはタイトル(緑字)をクリックしてください(PDFファイル)
〜生成AI がもたらす変革,エクソソームが切り拓く新領域〜』

特別講演
講演者:福澤 薫(大阪大学大学院薬学研究科 量子生命情報薬学分野 教授)
講演者:吉岡 祐亮(東京医科大学 分子細胞治療研究部門 准教授)
講演
講演者:堀江 貞志(富山大学 学術研究部医学系 小児科学講座 病院助教)
講演者:高 尚策(富山大学 工学部 知能情報工学コース 人工知能研究室 教授)
富山県からのお知らせ
富山県厚生部くすり振興課
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