技術部長からの挨拶

医薬系技術部長 関根道和(医学部長 医学薬学研究部長)

酒井技術部長 令和3年4月1日付で富山大学医薬系技術部長を拝命いたしました。関係の皆様には大変お世話になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

富山大学医薬系技術部は、国立学校設置法施行規則により国立大学の技術専門官及び技術専門職員を置く場合の基準として定めた「国立大学、国立短期大学及び国立高等専門学校の技術専門官及び技術専門職員に関する訓令」(文部省訓令第33号)にもとづいて設置された富山医科薬科大学教務部研究協力課技術室を起源とする約20年の歴史をもつ組織です。

技術職員は、極めて高度の専門的な技術を有し、その技術に基づき教育研究の支援のための技術開発及び技術業務並びに学生の技術指導を行うとともに、技術の継承及び保存並びに技術研修に関する企画・連絡調整・調査を行うことを使命としています。

富山大学医薬系技術部は、3部門(基礎医学部門、臨床医薬学部門、生命科学先端研究部門)9分野(形態機能分野、細胞機能分野、内科医学分野、外科医学分野、薬用植物分野、動物資源開発分野、分子・構造解析分野、ゲノム機能解析分野、放射線生物解析分野)から構成され、富山大学杉谷キャンパスに設置されている医学部、薬学部、研究推進機構等における教育研究を高度の専門的技術により支援しています。

しかしながら、国立大学法人を取り巻く環境は厳しさを増しており、定員の削減によって技術職員は減少傾向にあります。そのため限られた人員で高度な業務を効率よく遂行することが求められています。その中で富山大学医薬系技術部は、部会活動や技術研修会等を通じて常に情報共有や自己研鑽に努め、激動の時代に対応したプロフェッショナル集団を目指してきました。

富山大学医薬系技術部は、事務組織や教員組織と連携・協働して、地域に根差して世界に展開する富山大学の一翼を担うべく鋭意努力して参ります。皆様には、富山大学医薬系技術部の重要性と存在意義についてご理解賜りたく、また、今後ともご指導ご支援の程よろしくお願い申し上げます。

技術長からの挨拶

謹啓 桜花の候、皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

私こと、この度、廣田早苗前技術長の後任として医薬系技術部の技術長を拝命いたしました。
平成12年(2000年)に、旧富山医科薬科大学教務部研究協力課に技術室が発足して初代技術長(当時は技術室長)以来、小生が7代目となります。前技術長をはじめ諸先輩方、歴代の技術長が築き上げてこられました実績と関係教職員からの信頼を踏まえて、当該技術組織の学術の振興(教育、研究にかかる技術支援等)ならびに医薬系技術部のさらなる発展のために微力ではありますが、緊張感をもって尽くしてまいりたいと存じます。皆様方のご指導、ご鞭撻をどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、昨今“2018年問題”をよく耳にしますが、少子化がこのまま加速すれば10年後、20年後の大学の組織形態にどのような変化が起こるか予測できない状況です。このままでは、大学によっては学科単位或いは学部単位での閉鎖に追い込まれる可能性など、危機的状況は避けられないでしょう。そのような状況下で、技術部の組織化の是非が問われていると思います。

富山大学(杉谷キャンパス)では事務組織上は医薬系事務部(医薬系総務課・研究協力課)に身分があって、医薬系技術部職員として職務付加されると云った形態をとっています。これは、丁度20年前の平成10年(1998年)に旧文部省が発令した『国立大学、国立短期大学及び国立高等専門学校の技術専門官及び技術専門職員に関する訓令』以来、名称等の変更以外に中身は変わらず今日に至っています。
全国的に見ますと、将来を見越した大学では、旧文部省の発令と同時に指揮・命令系統と人事権を伴った組織化をスタートさせており、また、この20年の間に多くの大学が順次組織化をスタートさせるなど、個々の大学の独自のアイディアで技術職員相互の高いモチベーションを維持しているようです。そこで過去数回にわたって、『他大学の技術部の取り組み』と称した講演を他大学の代表者から当該合同研修の場で拝聴する機会をいただいたことが思い出されます。これは“技術部の組織化”について個々の職員が真剣に考える機会を設けるのが大きな目標でありました。
一方で、組織化は“定削”の標的になり易いと云った負の側面を有していることも否めません。我々がすすむべき道はどこにあるのかを、今一度、皆で一緒に考えていきたいと思っております。そのためには、特に20代、30代の方々のご意見がきわめて重要です。些細な事でも構いませんので、忌憚ない貴重なご意見を小職にお聞かせいただければ幸いです。できるだけ早い段階で将来の技術部の在りかたを明確にし、目標に向かって確固たる土台を構築するために専心努力する所存です。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

謹白

平成30年4月 医薬系技術部 技術長 八田秀樹 拝